2011年10月25日
宮崎県乳用牛肥育事業農業組合(以下、宮崎乳肥)は平成23年9月22日(木)、宮崎県のシーガイアコンベンションセンターで「宮崎ハーブ牛10周年式典及び宮崎ハーブ和牛発表会」を開催しました。式典では主催者より宮崎ハーブ牛が10周年を迎えたことについての感謝の言葉とともに、新たに開発された宮崎ハーブ和牛が発表され、日本獣医生命科学大学の撫准教授による宮崎ハーブ牛についての講演も行われました。第2部の懇談会ではブッフェ形式で宮崎ハーブ牛・ハーブ和牛の鉄板焼やしゃぶしゃぶが振舞われ、出席者が料理コーナーの前に列を作っていました。
宮崎ハーブ牛とは、宮崎乳肥が2001年4月に立ち上げたブランド(ホルスタイン・交雑種)です。主に4種類のハーブを中心に配合し、ビタミンEを強化した専用飼料を与えられて育ちます。オレイン酸の含有量が高い肉質で、脂肪の融点が低く口どけがよいということが特徴です。2011年10月現在、宮崎県下29の生産農場で育てられ年間約7,000頭が出荷されています。今回立ち上がった「宮崎ハーブ和牛」を加え3種類の牛が統一してブランド化されることになり、今後ますますの発展が期待されます。