2012年6月12日
ボストン・シーフードショー(International Boston Seafood Show)は、世界二大シーフードショーに位置づけられ今回で31回目を迎えました。北米最大の水産専門展示会だけあって、約40カ国・地域から約1,026の出展者が集結。さる3月11日~13日の日程で、米国ボストン市内のボストン・コンベンション&エキシビジョンセンターで盛大に開催されました。
世界的に需要があるエビ、カニ、サーモンなどのほか、最近消費が伸びているバサ(ベトナム・カンボジアのナマズの一種)、キャットフィシュ、北米ならではのカキやロブスターなど世界各地のシーフードが試食・展示されました。
ハーブぶりはブースで解体され、試食用の切り身となって訪れた人に振舞われました。日本特有の種であるぶりは北米大陸では珍しく、サーモンやトラウトほど知られてはいませんが、近年人気が出てきている日本料理にはかかせない食材です。また鮮度抜群の魚を提供できる場所も日本と比べると限られているため、試食された方には好評でした。