2014年6月9日
長崎県を中心に放送対象としているNBC長崎放送でハーブさば(長崎ハーブ鯖)が放映されました。(放映日:2014年4月14日 番組名:「報道センターNBC」)
番組では佐世保市小佐々町の養殖場を訪問、名前の由来である飼料についても紹介されています。通常の飼料と比較をされていますが、少し緑っぽく、薬草の香りがするとのことです。生産者の一人である有限会社リョウセイ浜田さんは、ハーブ入りの飼料給餌でサバの臭みがなくなり、血合いの色が綺麗になり、身持ちがよくなるとコメントされています。
優れた品質はプロの料理人も太鼓判を押します。地元佐世保市の「寿司割烹 橘」の増本さんは血合いが綺麗で、肉厚、臭みがないためさばを嫌いな人も食べられるほどではないかとおっしゃいます。
長崎県の佐世保市と松浦市の4つの業者(谷川水産㈱・西日本魚市㈱・㈲リョウセイ・㈱金政水産)が、2007年「長崎さば生産グループ」を発足。同時期、ハーブ豚・ハーブ鶏の肉質についての話を飼料会社より提案され、さば用のハーブ入りのオリジナル飼料を作ってもらい給餌してみました。これが「長崎ハーブ鯖」の誕生です。
長崎ハーブ鯖は8~9月の2ヵ月を除きほぼ1年を通して出荷出来、現在北海道から沖縄まで日本全国に出荷されるまでになりました。売上は生産開始8年でおよそ5倍に増えました。今後生産量を増やし流通体制を整え、美味しさを追求し知名度を上げたいと生産者の皆さんは熱く語っています。日本を代表するブランド魚を夢見て更なる進化を目指しています。
※2014年4月15日TBS系列報道番組「Nスタ」でも放映されました。